射水市の近畿大学水産研究所富山実験場で行われていたクロマグロの研究を終了した。
射水市で養殖クロマグロの研究終了
近畿大学水産研究所富山実験場では、2015年7月から水槽でクロマグロの養殖を行い、受精卵から飼育し始めた。9月頃から10cm程に成長したクロマグロ1000匹が泳いでいたが、水槽の壁に衝突し死んでいき、どんどん数が減っていった。2016年1月、水槽の水温が13度まで下がり、ボイラーで海水を温めながら飼育していたが、経費的問題で止めざるを得ず、2月5日にクロマグロの研究を終了した。
研究を続けるか未定だが、原因を解明する方針
近畿大学水産研究所は、今後研究を続けるか未定としているが、原因と思われるクロマグロが水槽の壁に衝突するメカニズムの解明を進めていく方針だ。