富山県の高校就職内定率が過去最高の96.9%で6年連続全国1位となった。
富山県、高校就職内定率が全国1位
高校就職内定率の全国平均は88.8%。その中で、富山県は8.1%高い96.9%で、6年連続全国1位を獲得している。男女別でみると、男子が97.5%(全国平均90.7%)、女子が95.8%(全国平均85.9%)で、男女ともに全国平均より大幅に上回る就職内定率となっている。1位だから当然かw
富山県教育委員会県立学校課の調べによると、96.9%は1999年以降で過去最高の就職内定率となっており、高校卒業予定者9378人のうち、就職希望者は2065人で、2014年12月までに2001人の内定が決まっている。
キャリア支援員を配置したことが要因か
富山県教育委員会はこの結果を受け、高校就職内定率が全国1位であり続ける理由として、2009年度から求人の開拓に取り組む「キャリア支援員」を富山県内に配置したことで効果が出ているとみており、まだ内定が決まっていない高校生の支援を引き続き行っていく。
高校生向けの求人を増やし富山県の未来を明るくする
ほとんどの人は高校を卒業すると、大学や短大、専門学校に進学するが、高校卒業から就職する人もいる。高卒向けの求人は少ないように思われるが、実際に調べてみると、キャリア支援員の働きがあってか、少なからず昔より求人が増えてきたように思える。企業は一般的に、大卒や短大卒、専門学校卒を取りたがるが、高校生向けの求人を増やすことで、若者の力が富山県の未来を明るくするのではないかと思う。